4 術後の管理
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 狭窄・閉鎖不全に対する弁形成術の場合,治療前からの心機能低下や肺高血圧に対する内科的治療の継続と,遺残狭窄または続発性/遺残性閉鎖不全の治療とに分けられる.機械弁で弁置換した患者では上記の項目に加えて,抗凝固療法が必要になる.

 現在までに再手術の適応に関する検討は,十分されていない.

 生活規制の程度は,心不全と肺高血圧の程度による.運動を含めた管理に関しては,不整脈も考慮に入れた「心疾患患者の学校,職域,スポーツにおける運動許容条件に関するガイドライン」を参照されたい454)
Ⅱ 各論 > 15 僧帽弁狭窄・僧帽弁閉鎖不全 > 4 術後の管理
 
先天性心疾患術後遠隔期の管理・侵襲的治療に関するガイドライン
(2012年改訂版)

Guidelines for Management and Re-interventional Therapy in Patients with Congenital Heart Disease Long-term after Initial Repair(JCS2012)