5 妊娠中の心臓血管外科手術
 妊娠中に心臓血管手術が必要となることは稀であるが,大動脈弁狭窄,弁逆流に伴う心不全悪化,大動脈疾患での大動脈解離/巨大瘤の場合に施行する場合がある.妊娠24~ 28週が安全とされる.一般的には,手術中に緊急帝王切開術を行うが,挙児希望が非常に強い場合は,母体の危険は高いが,帝王切開術を先行することがある181),294),296),325)
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先天性心疾患術後遠隔期の管理・侵襲的治療に関するガイドライン
(2012年改訂版)

Guidelines for Management and Re-interventional Therapy in Patients with Congenital Heart Disease Long-term after Initial Repair(JCS2012)